フローリングの補修の見積もり
フローリングの補修を業者に依頼するときは、見積もりを必ずお願いしましょう。傷を目立たなくする技術はあっても、傷そのものがなくなるとは限りません。仕上がりが良いのは、それだけ技術と資材を使用しているからです。シンプルに作業するだけだとしても、それなりの高額に感じられる可能性もあります。
ただしプロの技術で補修されると、まるで新品の床板に交換したのではないかと感じられる仕上がりに驚くことも多いです。フローリングに傷がついてしまっても、まずは諦めないようにしましょう。次に確認したいのがワックスの有無です。ワックスが塗られていれば、ワックスの塗膜が保護効果を発揮してくれています。
傷だと感じていたのが、実は保護膜だけが傷ついた事例もあります。保護膜と言っても、透明ですし、なにも内容に普段は感じられても、引っかき傷や、こすり傷程度の場合は、膜の厚みの範囲内の凹凸である可能性も高いです。ワックスを塗ってから半年や一年の経過であれば、保護膜の効果は高いです。年末の大掃除でワックスの塗り替えを行なっている家庭であれば、ワックスの塗膜だけが傷ついている分は、次のワックス塗り替えで改善されます。
業者に依頼するときは、見積もりの段階で、傷の深さを確認してもらいましょう。フローリングの床板に達している傷であれば、業者による補修が効果的です。専門業者ならば、ある程度の予測で、補修内容を事前に説明してくれます。似たようなフローリング材での施工事例の写真を見せてくれる場合も多いです。
なお、フローリング全体を塗り替えたり、床板材の交換を伴う場合は、割高になりますので、予算に応じて応急処置か完全補修かを選びましょう。