フローリングの補修方法について
ご自宅のフローリングにキズが付いた場合、修理をどのようにしたら良いのかわからないという人もおられるでしょう。一般的には工務店などに依頼するということが多いのでしょうが、工務店などの施工業者の場合、張り替えを進めるケースが高いでしょう。とくに、使用年数が長いフローリング材の場合、耐久性やデザイン性の側面から張り替えを進めることが多いでしょう。張り替えとなると、解体費用と処分費、材料代と工賃が掛かります。
こうなると計画していなかった作業となります。負担する費用も大きく変わってきます。フローリングのキズは補修が可能です。材料はホームセンターで販売されています。
キズの度合によって購入するキッドが異なりますが、軽いキズであれば専用のマニキュアかクレヨンのみで補修が可能です。キズの範囲が大きかったり、深い凹みキズの場合、パテやサンドペーパー、マスキングテープ、クリアスプレーなどを購入しましょう。キズが付いている板を囲むように新聞紙をマスキングテープで養生とします。凹みやキズにパテを埋めて、乾燥後にヤスリ掛けします。
キズが埋まったら、マニキュアやフローリング専用の塗料で木目と同様に柄付けします。柄付けが終わって乾燥したことを確認したら、クリアスプレーを板全体にスプレーします。クリアスプレーは数回に分けて厚めに塗ります。クリアスプレーが乾燥したら養生を外して補修完了です。
自分での作業であれば材料費のみで補修が可能で、10000円程度を上限で負担の少ない作業となるでしょう。