フロアコーティングのメリット
フローリング対策といえば、以前はワックス掛けが中心でしたワックス掛けにもそれなりのメリットがありましたが、こまめにかけていないと、すぐに効果がなくなってしまうため、主婦から嫌われていました。主婦の要望を受ける形で登場したのが、フロアコーティングです。フロアコーティングにもUVコーティング、ガラスコーティングの2種類があり、それぞれ一長一短がありますが、特徴はとにかく耐用年数が長いことです。UVで15年から30年、ガラスで15年から20年といわれ、毎年やらなければならなかったワックスに比べ、比べ物にならないほどの耐久力があることです。
また、ワックスの場合は、長い間使い続けると、自然に床にダメージを与えてしまいます。フロアコーティングの良いところは、仕上がりの美しさ、滑り難さ、洗剤や薬品に対する強さなどが上げられます。床というのは、椅子の足が動くたびに傷つきやすい、ペットなどの爪で傷つきやすい、歩行する一定の場所の光沢が落ち、白く劣化するなどの被害を毎日のように受けていますが、フロアコーティングを施すと、こうした被害を一切受けなくなります。このため、最近のマンションのフロアは、総てフロアコーティングが施されていますが、UVか、ガラスかという点では、その場所の環境によって変わってきます。
個人の住宅でコーティングを実施するときは、専門の業者の意見をよく聞くことが大切です。業者によっては専門の相談員を置いて、顧客の、疑問、質問に答えているところもあります。