フローリングの補修を考える

最近の住宅は和室よりも洋室が増えて、床の仕上はフローリング張りがほとんどのようです。また玄関ホールや廊下も同様な仕上げになっています。このフローリングに傷を入れたり割れたりした時の補修方法を考えて見ましょう。表面に家具を引きづったりして出来る浅い擦過傷のような場合は、補修液やペンで同色の色を塗る事でほとんど気にならなくなります。

これらの材料や道具はフローリングメーカーで出していたり、ホームセンター等で手に入るので自分でもできるでしょう。次に先の鋭利な刃物やドライバーなどを落として、深い傷の入った場合はどうすればよいでしょうか。その部分を一枚丸ごと取り替える方法もありますが、傷の部分を電動ドリルなどで丸く孔を開けて余っていた同色のフローリングをその孔に合わせて丸く削って埋め込んで補修をしましょう。表面を滑らかに削ってやると、これもほとんど分らなくなってしまいます。

次に表面に割れの出た場合はどうするかですが、短い割れ等の場合は下地の根太と根太の間を切り取ってしまってこの部分だけを張り替えてやると良いでしょう。しかし大きく長い割れ等になるとこの板一枚丸ごと取り替えたほうが良いでしょう。また使用している材質によっては同様の材料が見つからない場合があるので、当初の工事を行った時に余分に材料を貰っておくと良いでしょう。また後々フローリングの補修のことを考えると、新築工事のときに合板を捨て張りしてその上に重ねて張っておくと補修がし易いです。

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